PCR Connectに参加した感想 2020 ①
統計解析だけでなくデザインで交絡因子を調整することも重要
場合によってはサブグループで感度分析をすることも
交絡因子は臨床的感覚と先行研究の2つの観点から考える。
倫理的に患者の安全を損ねるものは出来ない
一般化可能性が重要で、だれがやっても同じ結果が出ることが大切
誰がやってどのような結果が出るかを意識する
研究ではどんな方法でリサーチクエスチョンを明らかにしたいかに時間をかける
PECOのEとCは、基本的に1つずつ
研究デザインにおいては、概念モデルを意識して要因と結果、交絡因子などをしっかりと図式化し関連を調べることが重要
臨床研究ではまよったら原点に立ち戻る
研究の初心者がどのようにスタートを切るかが重要であり、まずは実現の可能性が高い研究から初めて経験値を積むことが重要
Pにおいてはat risk集団かを意識する
・at risk集団の定義
outcomeがまだ起こっていない
outcomeを将来 起こしうる
outcomeが起こった郡は除外
やはりPICOが重要 PICOを練ることに十分な時間をかける
と非常に勉強になりました。
研究においては好奇心を持つことが重要。
と学びが多かったです。
やはりプライマリ・ケア医、総合診療医が実際の臨床現場のなかで感じる疑問を、きちんと論文化することが重要だとしみじみ思いました。
総合診療領域が発展するためにも、研究をしっかりと行うことが重要であるとあらためて、実感できました。
研究デザインをしっかり勉強するには以下の本ですね