コミュニティホスピタリスト@奈良 

市立奈良病院総合診療科の森川暢が管理しているブログです。GIMと家庭医療を融合させ、地域医療に貢献するコミュニティホスピタリストを目指しています!!!

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

膿胸 複雑性肺炎随伴性胸水

今日はマニュアルカンファでした!一部共有します ・糖尿病や免疫不全、アルコール多飲だけでなく、誤嚥・鎮静薬使用や口腔衛生不良、COPD・心不全・逆流性食道炎もリスクとなり得る。 QJM. 1996 Apr;89(4):285-9. ・現実的には、エコーで安全に胸水を穿刺で…

臨床推論カンファレンス 10月27日

昨日は臨床推論カンファレンスでした! Bipolar disorderでラモトリギン内服中。 発熱で来院。 節々の痛みがあるだけで、特にフォーカスなし。 全身状態も悪くなくてバイタルも安定。 ウイルス感染症?? でも、念のため採血したら、好中球が33!! 定義上は発…

徳田先生カンファレンス 2016年10月25日

本日は徳田先生 カンファでした! 意識変容で来院。 短期記憶だけが障害されている印象。一過性全健忘? ただそれにしては、クリアではない印象もあり、忘れていることへの戸惑いも乏しい。 鑑別としては、側頭葉てんかん、脳炎も。 バイアスを意識すること…

カイゼンについて

昨日、今日と朝のレクチャーはお休みです。 業務改善の為に、皆で話し合いをしていました。 管理人が言わなくても、若手が率先して業務改善に取り組んでくれるのは非常にありがたいです。 カイゼンとはそもそも何か? アメリカでも最近注目されているトヨタ…

コミュニケーションエラーについて

B型肝炎の検査について

ジャーナル流し読み 2016年10月17日

抗TNF薬が効かないときの次の一手は? Non-TNF-Targeted Biologic vs a Second Anti-TNF Drug to Treat Rheumatoid Arthritis in Patients With Insufficient Response to a First Anti-TNF Drug: A Randomized Clinical Trial http://jamanetwork.com/jo…

HOCMのフィジカル

志水先生回診でHOCMのフィジカルについて教えていただきました。 バルサルバ法 or 立位では静脈還流が低下⇒それで音が大きくなるのがHOCM Asでは音は小さくなる。 つまり前負荷が減ることで、SAMが悪化⇒圧格差がより大きくなるのが特徴 ハンドグリップで…

胸水のマニュアルカンファ2

マニュアルカンファの内容を一部共有します! 胸膜癒着術 ・癌性胸膜炎に伴う胸水がコントロール不良の場合は、胸膜癒着術が考慮される。 ・癌性胸膜炎の場合は炎症惹起作用が強いピシバニールが好まれる傾向がある。 ・ユニタルクは古典的に使われ、副作用…

DVT再発予防におけるアスピリン

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1114238 誘因のはっきりしないVTE患者は、抗凝固療法中止後2年以内に20%程度が再発すると言われている。抗凝固療法の継続で再発リスクを減らせるが、同時に出血リスクは増大する。VTE再発予防における代替薬とし…

病院×家庭医療 リハビリについて

本日は、当院の森川と松本が編集した病院×家庭医療を使って、リハビリについて勉強しました。 いつもお世話になっている、亀田ファミリークリニックの鵜飼先生の記事です。 特別支援教育におけるICF及びICF-CY活用に関するよくある質問と答え(FAQ): 独立行政…

マニュアルカンファ 胸水について 前半

本日はマニュアルカンファでした。 内容を一部共有します。 はじめに ・胸水貯留のみで低酸素血症をきたすことは少なく心不全や肺炎の合併を考える。 ・エコーは簡便で感度も高いため、まず行う検査である。 ・胸水の原因検索として滲出性か漏出性か、ドレナ…

脳梗塞に対するシロスタゾールのシステマティックレビュー

脳梗塞に対するシロスタゾールのシステマティックレビュー チェックシートは下記より引用 EBM資料集−はじめてシート [The SPELL] 1.論文のPICOは何か? P Inclusion Exclusion I シロスタゾール C アスピリン O 脳梗塞の発症率 2.全ての研究を網羅的に集め…

消化管穿孔のレクチャー

・消化管穿孔の診断には腹部Xpより胸部Xpのほうが感度が良い。 ・当然もっとも感度がいいのは腹部CT。 ウインドウを広げてairをチェック。 ・若い人の消化管穿孔(上部)ではNSAIDS潰瘍が圧倒的に多い。 ・NSAIDS以外にステロイドも胃潰瘍の…

ジャーナル流し読み 2016年10月3日

本日は、ジャーナル流し読みでした! 急性期の圧迫骨折における椎体形成術の効果http://www.thelancet.com/…/PIIS0140-6736(16)31341-1/abstractP:疼痛コントロール不良の60歳以上の急性期(発症後6週未満)骨粗鬆症性圧迫骨折I:椎体形成術C:偽処置O:…