コミュニティホスピタリストモデルの確立
今日、帰り道で考えていました。
日本版のホスピタリストは、小~中規模病院で生きるモデルなのだと思います。
日本の少子高齢化は待ったなしで、特に高齢者のケアを効率よく行うことが求められています。
これは、米国のホスピタリストの現状とはまた違う日本ならではの事情だと思います。
日本が世界に誇れるシステムとして地域包括ケアシステム、介護システムの充実が挙げられるかと思います。
しかし、在宅はともなく病院ではそこに理解がある医師はまだ少ない印象で、介護システムに医療が追い付いていないとも言えます。
そこで、必要なのはやはり病院総合医なのだと思います。
内科をベースとしつつも、救急、集中治療のみならず、在宅医療、診療所医療、緩和ケア、リハビリなど幅広い領域の理解、知識、経験があり、地域と連携を取り、地域を生かすことが出来る人材。。
そのような人材は、総合診療専門医から生み出されると期待しています。
総合診療プログラムでは、大規模病院だけではなく診療所や小規模病院の経験が出来ることは大きいです。
地域の中小規模病院には、そのような総合診療医が必要です。
なので、総合診療専門医のパイを広げる努力をする必要があります。
総合診療専門医を10年間で10倍にする。それが次の10年の大きな目標ではないでしょうか。
それには、いかに若い研修医の皆さんにきちんとした教育を安心・安全な環境で提供できるかにかかっているのだと思います。
藤田医科大学の総合診療プログラムに若い先生が殺到しているのは、決して偶然ではありません。
どうしても、僕らのような古い人間は自分の若いころは根性で頑張ったみたいな美談を好みますが、これは限界があります。
これは自戒を込めてですが、そのような考えは捨て去るべきです。
病院だけでなく地域を生かし、連携のハブとなる日本版ホスピタリスト、言い換えればコミュニティホスピタリストモデルが確立できれば、それは世界に冠する日本独自のモデルになりうるのではと夢想しています。
まずは、若い人が安心して教育を受けれるような総合診療プログラムを作り整備をして、若い総合診療医を育成する。
今まで教育に関してもたくさん失敗もしてきましたが、やはりこれは自分が目指す方向性なのだと思います。
沢山の方々から教えて貰い、いろんなものを与えていただき今があるのだと思います。
次は、自分が若い世代に与える側になってきたのだと思います。
地域医療を支えるコミュニティホスピタリストモデルの確立に挑みます。
今後とも、よろしくお願いします!