水戸協同病院 見学 and レクチャー
水戸協同病院の総合診療科に見学に行きました!!
徳田安春先生が、立ち上げられた日本有数のGIMチームを、ついに見ることができました。
内科急性期入院は全て総合診療科が受け持つというホスピタリストシステムが確立していて、小林教授を筆頭に非常に素晴らしいシステムを構築されていました。
IPMNで手術をした症例について外科を含めた専門の先生からのフィードバックがありましたが、大変勉強になりました。
専門医の先生との連携も非常にうまくいっている印象で、文化的な成熟を感じました。
朝のグランドカンファレンスの症例も拝見しましたが、研修医の先生のプレゼンも素晴らしく、また症例自体も大変勉強であったため、有意義な時間を過ごせました。
また、著名なホスピタリストであるGautam A. Deshpandeも回診にいらっしゃっていましたが、こちらも勉強になりました。
教育の充実度が印象的でした。
昼間は、森川から研修医の先生に向けて誤嚥性肺炎のABCDEについてレクチャーをさせていただきました。
その後、チーフレジデントの長崎先生と水戸のシステムについて、いろいろ聞いていました。
本当に素晴らしいと思ったのは、チーフレジデントが現場のマネージメントを一気に引き受けていてることでした。
確かに、若い先生だからこそ細かいところも把握しやすく、チーフレジデントの先生の成長にもつながるという点でメリットが大きいシステムだと思いました。
継続的に組織が成長し続けるうえでもキーになる存在だと思いました。
働き方改革についても積極的に取り組んでいらっしゃるため、働きやすそうな病院だと感じました。
日本の病院総合医やGIMの模範となるような素晴らしい病院でした。
私も非常に多くの刺激をいただいたので、今後に生かせそうな気がしました。
水戸協同病院の皆さま、本当にありがとうございました!!