関東若手医師フェデレーション シュミレーション教育WS
昨日、関東若手医師フェデレーションのERシュミレーションにファシリテーターとして参加しました。
実戦に近い状況でいかにERでのマネージメントを行うかという参加型のWSで参加者の満足度が高く、素晴らしい内容だったと思います。
代表の森本先生、山本先生はじめスタッフの先生方の努力の賜物だと思います。
個人的には、ファシリテーターとして班の先生に不安定狭心症の診断には病歴が大切だということを伝えられて、良かったです。
押しつぶされるような性状の痛みで肩に放散するような痛みだと狭心症を想起するのは容易だと思います。
しかし、心電図や心エコー、トロポニンが全て正常であると思考停止してしまうようでした。
たとえ検査が正常でも、痛みの頻度が短くなり持続時間も長くなり安静時に発症するようになったという病歴がある場合は、不安定狭心症として循環器内科コンサルトを行うべきというのは教訓になったと思います。
詳しく知りたい方は、是非下記の本をご覧ください!
〇総合内科ただいま診断中