目的: タバコの市場価格が健康、貧困、財政保護に対して50%増加した場合の影響を調べる。
設計:Compartmental model study
セッティング: 13の中所得国、合計20億人の男性。
参加者: 男性5億人の喫煙者。
メインアウトカム: 生涯年数、治療費、高額医療支出
●結果
タバコ価格の50%値上で13ヵ国の約4億5,000万人の生存年数の延長につながる。
全ての国で、下位の所得層男性は上位所得層男性に比べて、生存年数は6.7倍多い。
値段を値上げする程その傾向が顕著
⇒これらの国では高額医療支出も回避可能。
●感想
あまりなじみがないデザインだが、こういう論文はBMJらしい。
タバコ価格の値上げは、国民の健康に寄与する?