入院患者管理パーフェクトpart2 について
天理よろづ相談所病院の石丸先生と、城東病院総合内科チーフの森川が編集した本が発売されました。
スタッフの松本も執筆しています。
病棟管理をさらにレベルアップするために必要なエッセンスをギッシリと詰め込んでいます。
皆様、よければお買い求めください。
内科病棟管理に必要な要素はなんでしょうか。
まずは、当然内科に関する幅広く深い知識が要求されるのは間違いありません。
こちらはオンザジョブトレーニングでその疾患を経験したときに、いかに勉強して深めることが出来るかにかかっています。
たとえば、COPDの症例を経験したときはCOPDに関するマニュアル、書籍、教科書などの記載を読み込み、また必要に応じて自分でマトメを作ることで深めることが出来ます。
これは日々の修練あるのみです。
ただし、内科病棟管理は内科的な知識だけではうまくはいきません。
タイムマネージメント、効率的な臨床推論などの仕事術だけではなく、エコーや穿刺などの手技も必要とされます。
さらに、リハビリ、栄養、果ては退院調整、主治医意見書の書き方まで要求されます。
内科医だから知らないでは済ませられないのです。
そこで、本書になります。
内科的なマネジメントに関しても教科書に載ってないような実践的な知識だけではなく、上記の周辺的な知識も網羅されています。
一歩上の内科病棟管理を目指す若手医師の皆様にお勧めします。