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城東病院総合内科 ブログ

東京城東病院総合内科の非公式ブログです!

膿胸 複雑性肺炎随伴性胸水

今日はマニュアルカンファでした!一部共有します

 

・糖尿病や免疫不全、アルコール多飲だけでなく、誤嚥・鎮静薬使用や口腔衛生不良、COPD心不全逆流性食道炎もリスクとなり得る。 QJM. 1996 Apr;89(4):285-9. 

・現実的には、エコーで安全に胸水を穿刺できるかどうかが胸水穿刺の目安であると考える。

・pHは複雑性肺炎随伴性胸水の診断に最も有用である   Crit Care Med 1995 Aug;152(2):823.

・pH<7.2ならば複雑性肺炎随伴性胸水としてドレナージが必要である。

・胸水の外見が膿性、グラム染色で細菌が検出、胸水一般培養で細菌が培養、のいずれかを満たした場合に膿胸と診断する。

・誤嚥性肺炎に準じて経静脈的に抗菌薬治療を行う。

・膿胸および複雑性肺炎随伴性胸水では、血沈やCRP、治療の反応性、起因菌、画像的にドレナージが成功しているかを総合的に考えて抗菌薬の投与期間を決定するが、経験的には最低でも4-6週間ほどの抗菌薬の治療が必要になることが多い。

・膿胸および複雑性肺炎随伴性胸水では抗菌薬に加え、持続胸腔ドレナージが必須である。

・ドレナージをしても治療抵抗性、もしくはドレナージが困難であれば呼吸器外科にコンサルトすべきである。