コミュニティホスピタリスト@奈良 

市立奈良病院総合診療科の森川暢が管理しているブログです。GIMと家庭医療を融合させ、地域医療に貢献するコミュニティホスピタリストを目指しています!!!

古都はじめ奈良実況中継③ 井上先生講義

救急×家庭医療
 
家庭医療のマインド
①患者によって自分を変える
②患者や問題の種類によって差別しない
③生物的問題だけでなく、社会問題や心理問題も意識する
④臓器、人にとどまらず家庭や地域も視点とする
⑤診察室に来ない人も意識する
 
 
夜中に救急外来で急に怒った人にどう対応する?
⇒コミュニケーションスキル発動
怒りは二次性の感情。その裏の願望を知ることが大切。
 
スキル
①傾聴
②謝罪
③感謝
 
 
sdh (健康の社会的決定要因)を救急外来でも意識する。
そういう患者さんだというスイッチを入れる。
 
CPAでも助かる可能性がほぼない場合。
スタッフを含めてスイッチを入れ替える。
ガチの救命モードから、家族のケアをするモードに切り替えをする。
 
決められない後悔の気持ちを理解する。
ライフレビューを行う。
患者が亡くなったあとの、残された家族の思いを配慮する