カンファで話題になりました。
https://kokyurinsho.com/datas/media/10000/md_692.pdf
特発性間質性肺炎の中には,膠原病らしい所見をもちながらも確立した診断基準を満たさない「膠原病の匂いのする間質性肺疾患」が存在する。
⇒それらがInterstitial pneumonia with autoimmune features(IPAF)という概念に統一されている。
結合組織病(CTD)関連か、そうでないか。
CTDの中でも分類できるか、分類できないのか、
UIPパターンかNSIPパターンかで従来分類されていたが、統一されたプラットフォームが必要という流れになった
⇒IPAFの予後全体的には良好だがUIPパターンはNSIPパターンより予後不良な傾向あり。
なおIPAFの治療に関しても定まったものはない。
まずは特発性間質性肺炎の治療に準ずるが、IPAFの中の一群は、抗線維化薬よりも免疫抑制薬の効果が期待できるかもしれない。