コミュニティホスピタリスト@奈良 

市立奈良病院総合診療科の森川暢が管理しているブログです。GIMと家庭医療を融合させ、地域医療に貢献するコミュニティホスピタリストを目指しています!!!

医療者のための 成功するメンタリングガイド

 

献本いただきました。

とても勉強になりました。

メンターとメンティーに関して古典的な徒弟関係を見直す素晴らしい本でした。

以下学びになったポイントを

 

・メンターは一人である必要はなくチームである

→確かに、個人的にもメンターとして私淑している人がいろんな領域でいるように感じます。

 

・メンターもメンティーを十分選ぶ必要がある。

→これは盲点でしたが、確かに。。メンターの時間は貴重です。。

 

・メンターの種類にも伝統的なメンターだけでなく、コーチ、スポンサー、コネクターなどがいる

→これも言われてみたら、そうですね。実は、僕はコネクターが得意な気がします。

 

・メンターの時間は貴重であり、しっかり準備をする

→今の研究のメンターの先生には頭が上がりませんし、面接の前には忙しくても課題や準備を十分にするように、改めて心がけました。

 

・メンティーはミスをする。ミスしたら正直になる

・メンターを複数設ける

 

・世代間で価値観が違うため、メンターとメンティーはそれを自覚して、世代をこえたメンタリングを意識する

→確かにそうですね。。自分がたちがメンターになったときも気をつけようと思います。。

 

・メンティーはメンターにもなりうる

→最後の徳田先生のコメントが秀逸でメンティーの重要性が理解できます。また、メンティーをメンターとして学ぶ姿勢が素晴らしいと思いました。

 

僕はどうしてもメンティーとしての視点で読みましたが、将来メンターになることがあれば読み直したいと思いました。

また巻末の文献の解説も素晴らしいです。