湘南鎌倉総合病院総合内科(SKGH GIM) に見学に行きました!
本日は、湘南鎌倉総合病院の総合内科(SKGH GIM)に見学に伺いました。
日本有数の超急性期病院で総合内科がどのように機能しているのかというところの実際を見学に伺いました。
Face bookでも積極的に情報発信をされていらしゃるので楽しみにしていました。
https://www.facebook.com/shonansogonaika/
最近では、米国のホスピタリストである石山先生ともWeb カンファレンスをされているとのことで、教育に力を入れていらっしゃるようです。
お忙しいにも変わらず部長の北川先生に、懇切丁寧にご案内頂きました。
午前中は、ジョエルブランチ先生の回診に同行しました。
とても難しい神経疾患の症例でしたが、カンファレンスルームでのディスカッション⇒ベットサイド回診という非常に基本に忠実なスタイルを貫いておられました。
病歴、身体診察を大切にするという姿勢が感じられ、とても教育的でした。
そこから導き出されるアセスメントも的を得ており、本当に勉強になりました。
また英語が稚拙な私にも丁寧に対応していただき、非常に感謝しています。
昼からは、誤嚥性肺炎のショートレクチャーを後期研修医の先生方にさせて頂きました。
その前に、感染性心内膜炎のレクチャーを後期研修医の先生がしてくださったのですが、コンパクトにエッセンスがまとめられており、大変勉強になりました。
後期研修医の先生方が活発で、生き生きとされている様子が印象的でした。
常に、100-150人程度の病床数を診ていらっしゃり、院内の緊急入院の1/3が総合内科入院とのことでした。
日本有数の救急診療が有名な病院ですが(実際に、救急部長の情熱大陸の取材が同日ありました!)、それを支えてるのが緊急入院の受け皿としての総合内科であると感じました。
実際に担当している患者さんも比較的重症であり、総合内科が院内ひいては地域で果たしている役割の大きさを実感しました。
チーフレジデントシステムも導入されていて、チーフレジデントの先生が引継ぎカンファレンスなどを運営されており、改めてチーフレジデントシステムの有用性も感じることが出来ました。
急性期総合内科の基礎を身に着けるには教育的で雰囲気も良いため、非常に良い病院だなと感じました!