コミュニティホスピタリスト@東京城東  

総合内科と家庭医療を融合させたコミュニティホスピタリストを目指しています!!!

JCHO東京城東病院 総合診療プログラム二次募集 

新時代を切り開くコミュニティホスピタリストを目指す君へ

JCHO東京城東病院総合診療プログラム

コミュニティホスピタリスト育成プログラム

 

 

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171212165007j:plain

 

これからの時代に真に必要とされる総合診療医とはなんでしょうか??

診断学や内科マネージメントを武器に戦うGIM(総合内科)でしょうか?

それとも、患者を全人的に診てEBMを駆使する家庭医でしょうか?

JCHO東京城東病院では、GIMと家庭医を融合させた新しい時代にマッチしたコミュニティホスピタリストのロールモデルを提示します。

病院でも診療所でもオールラウンドに活躍できる、これからの時代に真に必要とされるコミュニティホスピタリストを育成します。

そのための核として当プログラムでは3つの研修を提供します。

 

病院総合診療×総合内科×家庭医療

 

①コミュニティホスピタルでの病院総合診療研修

東京のコミュニティホスピタルで地域を意識した病院総合診療研修をいます。

地域包括ケア病棟では、緩和ケア・リハビリ・多職種連携についても実践で学ぶことが可能です。

地域包括ケア病棟では、じっくりと時間的余裕があるなかで高齢者のトータルマネージメントを行います。

小規模病院で地域を見る目を養うことが可能です。 

 

②総合内科研修

1年間徹底的に総合内科研修を行います。

京城東病院で屋根瓦式の総合内科研修を行います。

京城東病院総合内科では、臨床推論カンファ、コアレクチャー、ジャーナルクラブなど教育的なカンファレンスを毎週行っています。

希望者では東京ベイ浦安市川医療センターで米国式ホスピタリスト式の内科研修を、伝統がある聖路加国際病院でも聖路加式の内科研修も可能です

指導医のもと徹底的に内科的な基礎力を身に着けます。

 

 

③教育診療所での家庭医療研修

北海道家庭医療学センター、福島県医大地域・家庭医療学講座など家庭医療において伝統がある教育診療所において徹底した家庭医療研修を1年間行います。

家庭医療指導医により徹底的なフィードバックと実践的な診療所研修により家庭医療の基礎を身に着けることが可能です。

 

④土日は東京を満喫。

 

当院の研修の中心は東京になります。当院は土日は基本的にはフリーなので、休日は東京を満喫できます。JR総武線は東京の中心地であるお茶の水へのアクセスも良く、亀戸駅周辺には美味しい食事も事欠きません。

 

コミュニティホスピタリスト育成プログラムは2コースを用意しています。

〇コミュニティホスピタルコース

コミュニティホスピタルコースは、東京城東病院総合内科を中心として構成されるコースです。

外来・救急・病棟と幅広くオールラウンドな教育環境での経験を軸に病院総合医としての基礎を作ります。

また選択研修が半年間可能で、集中治療や緩和ケア、マイナー科などが選択可能で、自分だけのプログラムを作成可能です。

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171108194650p:plain

 

〇総合内科重点コース

総合内科重点コースは、総合内科研修を重視したコースです。

京城東病院総合内科での屋根瓦式内科研修をベースで、東京ベイ浦安市川医療センター総合内科、聖路加国際病院内科での総合内科研修をミックスさせます。

コミュニティホスピタルと急性期病院という2つの規模の病院での総合内科研修により、どこに行っても通用する総合内力を身に着けることが可能です。

 

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171107005457p:plain

 

 

ジェネラリスト・総合内科に興味があっても、自分が将来病院で働くのか、診療所で働くのか決めきれない方も多いと思います。

当プログラムで研修すれば、外来・病棟・在宅と幅広い領域でオールラウンドに活躍可能な、能力が身に付くので、将来の方向性も自ずと分かるかと思われます。

新たな時代を切り開く気概をお持ちの未来のコミュニティホスピタリストをお待ちしています。

 

 

募集期間:専門医機構のスケジュールに準ずる。

定員:2名

期間:合計4年間

待遇:JCHOの規定に準ずる

募集書類:履歴書、志望動機書(特に形式はなし。A4で1枚程度)

 

少しでも興味を持った方はまずは見学を!!!

 見学希望の方は jotosec@gmail.com まで【見学希望】と題名に書いて、名前、所属、医師年数、経歴を銘記してメールをしていただければと幸いです。
見学だけでも大丈夫ですので、気軽においでください。

 

〇採用スケジュール(専門医機構から発表されているスケジュールに準ずる)

 

 二次募集(一次募集で定員に満たなかった場合)
・平成29年12月16日~平成30年01月31日       専攻医の受付・登録期間
平成30年02月01日~02月14日        採用確認・調整期間(書類審査・面接)
平成30年02月15日~02月28日        各プログラム採否期間

 
 
【研修の詳細】
 
総合診療専門研修Ⅱ

京城東病院で1年半行います。内科を中心とした病院総合診療の基礎固めをしつつ、老年医学、緩和ケア、リハビリなどの基礎を学び、退院調整や困難症例への対応、多職種カンファレンスの運営など幅広い考え方を学びます。

 

 

内科研修

優秀な内科指導医のもとで徹底して内科の研修を1年間行います。

東京ベイ浦安市川医療センターで最新の米国型ホスピタリスト研修を行います

伝統ある聖路加国際病院での内科研修も可能です。

 

総合診療専門研修Ⅰ

北海道家庭医療学センター、福島県立医科大学地域・家庭医療学講座系列診療所を始めとした、総合診療教育が充実した教育診療所で1年間行います。将来診療所で働く能力を涵養することは当然として、病院で働く上でも幅広い視野を持つことが可能です

 

小児科研修

3ヶ月を賛育会病院などの地域の基幹病院で行います。急性期を中心とした救急や病棟管理を学び総合診療医として必要な小児科の基礎を身につけます。

 

救急研修

3ヶ月を東京ベイ浦安市川医療センター、昭和大学附属病院などで行います。総合診療の素養を持ったER指導医から、総合診療医に必要な救急の診断学や手技を学びます。

 

 

 

【当院の後期研修医の感想】

2015年度~2017年度現在まで当院に在籍。 金光陽子先生

。。。

 私は元々将来の専門分野を決めていなかったのですが、初期研修医の間に感染症心不全脳梗塞などいわゆるcommon diseaseと呼ばれる疾患を診る機会や救急対応をする機会が少なく、この先専門分野に進んでいく前にこれらのスキルを強化しておきたいと思い、当院での総合内科研修プログラムを選びました。

 

 当院の研修内容は、主に病棟管理、新患外来、継続外来、救急車対応となっていますが、研修の最大の特長は自分が外来で診た患者さんの主治医として病棟管理ができるところです。外来でアセスメントした後に実際に自分で患者さんを診ていくことで、初期アセスメントが正しかったのかどうかを振り返りながら学んでいくことができ、また退院後に自身の外来でフォローすることもできるため、入院中のアセスメントが長期的に診ても正しかったかどうかのフィードバックを得ることもできます。

 

 当院では後期研修医が基本的に主治医となるため、診療の主役は後期研修医になりますが、もちろん全て一人きりで判断しないといけないわけではなく、悩んだ時には相談できる指導医が常にいます。そして指導医からは、症候学、抗菌薬の正しい選び方から、evidenceに基づいた最新の治療まで、様々な基本的な内科の知識を学ぶことができます。また、徳田安春先生、志水太郎先生、その他総合内科で著名な先生方にも定期的にレクチャーをして頂いています。

 

 また、昨今は医者の時間外労働が問題となっておりますが、当院では月の時間外労働45時間未満を目標に業務改善を先駆けて行っております。患者さんもチームで診ているため、自身が常にオンコールという状況にもならず、比較的生活のon/offがはっきりしている環境となっています。

 

 当院は東京の外れにある小さな病院で、専門内科医がほぼ不在という環境なのですが、そのために総合内科で様々な内科疾患を診ることができ、基本的な内科力をつけるには打ってつけの環境だと思います。将来的に総合診療専門医になりたい方はもちろんですが、ひとまず一般内科のスキルを強化したいという方にも是非お勧めしたい研修です。興味を持たれた方、是非一度見学にいらして下さい。

 

 

  


*なお、コミュニティホスピタリストは頴田病院の本田院長が提唱した概念です。

 

総合内科・ホスピタリストのためのアカデミックフェローシップ

【総合内科・ホスピタリストのためのアカデミックフェローシップ

 

自動代替テキストはありません。

 

アカデミックホスピタリストを目指しませんか??

総合内科の臨床・教育と大学院でのアカデミックキャリア(博士号取得)を両立したい方にお知らせがあります。

市中病院では臨床や教育はできるが、大学病院と比べ研究面では見劣りするので将来のキャリアに不安を覚えることがあると思います。

とはいえ入局するのは少しハードルが高いかもしれません。

そんなあなたに朗報です。

順天堂大学総合診療科と東京城東病院総合内科がコラボレーションして、まったく新しい総合診療医育成プログラムを開始することにしました。

市中病院と大学病院で働きながら、4年間かけて博士号を取得できるという良いとこどりのプログラムになります。

京城東病院総合内科では全ての分野の内科疾患のマネージメントが可能で、病棟だけでなく外来・救急と幅広い分野で臨床・教育に携わることができます。

順天堂大学総合診療科で大学病院ならではの専門性の高い臨床経験をしつつ、濃厚な研究指導が行われ、博士論文作成のサポートも充実しています。

詳細は以下になります。

 

www.facebook.com

☆後期研修修了者(6年目〜10年目)を対象とした4年間の新たな総合診療医育成プログラムの募集開始

亀田総合病院、東京城東病院、順天堂大学が連携し、後期研修修了者を対象に新たなプログラムを打ち出します。4年間で順天堂の大学院で研究を学び、亀田総合病院、東京城東病院で臨床、教育を学ぶ教育プログラムです。

興味のある方は下記までご連絡ください。

担当者:高橋宏瑞
hrtakaha@juntendo.ac.jp

【東京城東病院総合内科  プレ後期研修・再研修プログラム】

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171212172237j:plain

 

【東京城東病院総合内科  プレ後期研修・再研修プログラム】
城東病院総合内科では15人を超える内科後期研修医の受入実績があり、現在も6人の内科研修医が在籍しています。

京城東病院では、専門医制度に乗らない形で独自の内科研修プログラムを提供することとしました。

 

内科研修プログラムには2つのコースを様子していす。

 

①プレ後期研修プログラム

②内科再研修プログラム

 

 ①プレ後期研修プログラム

専門医プログラムを選ぶ前のプレ研修として城東病院での総合内科研修を提供します。

専門プログラムを選ぶ前に内科を一通り勉強したい方にお勧めします。

京城東病院総合内科の教育実績を糧に、屋根瓦式の病棟内科教育を行います。

初診外来と継続外来と外来研修も充実しています。

また2年目以降は合計9ヶ月の院外研修がありますが、基本的に「どこにでも」研修にいくことが可能です。

実際に、来年度は海外に研修で研修する研修医もいます。

 

②再研修プログラム

すでにほかの専門領域で研修をしていた方やプログラムの中断をした方で、再度研修をしたい方向けのプログラムです。

一から内科の基礎を習得することが可能です。

実際に小児科、循環器内科の先生方の再研修を受け入れている実績があり、来年度からは形成外科の先生も受け入れる予定です。

どんなキャリアの方も気軽にお越しください。

 

期間はどちらのプログラムも1-3年とします。研修期間は自由に選択可能です。 

なお2年目以降は、研修生の希望通りの院外研修が可能です。

1年目は城東病院で内科研修をしますが、2年目は3ヶ月、3年目は6ヶ月の院外研修が可能です。

基本的に【どこでも】研修が可能で、 実際に海外やクリニックに研修にいくことも可能です。

 

なお6年目以降の先生に関してはJCHO版病院総合医(Hospitalist)育成プログラムの応募が可能になります。

詳細は下記になりますが、2年間のプログラムでJCHOの認定を得ることができます。

JCHO版病院総合医(Hospitalist)育成プログラム ~平成30年度 研修対象者の募集を開始~ | 独立行政法人 地域医療機能推進機構

 

 

見学希望の方は jotosec@gmail.com まで【見学希望】と題名に書いて、名前、

所属、医師年数、経歴を銘記してメールをしていただければと幸いです。

見学だけでも大丈夫ですので、気軽においでください。

 

 

【当院の後期研修医の感想】

2015年度~2017年度現在まで当院に在籍。 金光陽子先生

。。。

 私は元々将来の専門分野を決めていなかったのですが、初期研修医の間に感染症心不全脳梗塞などいわゆるcommon diseaseと呼ばれる疾患を診る機会や救急対応をする機会が少なく、この先専門分野に進んでいく前にこれらのスキルを強化しておきたいと思い、当院での総合内科研修プログラムを選びました。

 

 当院の研修内容は、主に病棟管理、新患外来、継続外来、救急車対応となっていますが、研修の最大の特長は自分が外来で診た患者さんの主治医として病棟管理ができるところです。外来でアセスメントした後に実際に自分で患者さんを診ていくことで、初期アセスメントが正しかったのかどうかを振り返りながら学んでいくことができ、また退院後に自身の外来でフォローすることもできるため、入院中のアセスメントが長期的に診ても正しかったかどうかのフィードバックを得ることもできます。

 

 当院では後期研修医が基本的に主治医となるため、診療の主役は後期研修医になりますが、もちろん全て一人きりで判断しないといけないわけではなく、悩んだ時には相談できる指導医が常にいます。そして指導医からは、症候学、抗菌薬の正しい選び方から、evidenceに基づいた最新の治療まで、様々な基本的な内科の知識を学ぶことができます。また、徳田安春先生、志水太郎先生、その他総合内科で著名な先生方にも定期的にレクチャーをして頂いています。

 

 また、昨今は医者の時間外労働が問題となっておりますが、当院では月の時間外労働45時間未満を目標に業務改善を先駆けて行っております。患者さんもチームで診ているため、自身が常にオンコールという状況にもならず、比較的生活のon/offがはっきりしている環境となっています。

 

 当院は東京の外れにある小さな病院で、専門内科医がほぼ不在という環境なのですが、そのために総合内科で様々な内科疾患を診ることができ、基本的な内科力をつけるには打ってつけの環境だと思います。将来的に総合診療専門医になりたい方はもちろんですが、ひとまず一般内科のスキルを強化したいという方にも是非お勧めしたい研修です。興味を持たれた方、是非一度見学にいらして下さい。

 

 

 

 

MBA的医療経営 目指せ!!メディカルエグゼブティブ

 

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171230131107p:plain

著者から送っていただきました。

以下、感想になります。

 

。。。。。。

結論から言うと、非常に素晴らしい本である。
私は、8年目の総合内科医であるが、一応は当院総合内科の責任者であり、自分の上は副院長という立場である。
必然的に、科をどのようにマネージメントするか、どのようにブランディングするかなどを考えざるおえない立場にある(自分が出来るか出来ないかにかかわらず。)
また、病院の経営会議にも一応参加しているので、どのように経営を良くするかということも考えていた。
MBAにも興味を持ち、実際に説明会にも行ったのだが医師がMBAを持つ意義についていまいち腑に落ちない感じがしていた。
そんな時に、著者の角田先生とソーシャルネットワークでつながり、本書を送っていただいたのである。
本書を読み、これからの医師にとってMBA的な能力が必要であるという確信を持つことが出来た。
 
医療経営戦略の章では、MBAの考え方を医療の世界に翻訳し分かりやすく解説している。
MBAに関する本を医療者が見ても、自分の業界のことではないのでピンと来ないものの、現役医師が解説するとこうも腑に落ちるのかと感動した。
特に興味深かったのは、マーケティング、経営戦略、ブランディングの章である。
自院をどうするべきかを考えるよいきっかけになった。
病院の経営会議では、目先の利益に目がいきがちだが、それよりも大局的な戦略が必要であり、つまるところどのように社会貢献すべきかという理想が大切ということだと思う。
このような視点はドラッカーのマネージメントとも共通している。
また、多くの中小規模病院が大規模急性期病院の真似をしているという指摘も耳が痛い。
当院の、地域のニーズや立ち位置を考えれば、Post Acute、在宅バックベットに重点を置き、地域包括ケア病棟において業界1を目指すようなブランディング戦略が必要ではと思いをめぐらした。
 
他にも、戦略的な医師ブランディング、キャリアマネジメント、交渉術などにも言及がありとても興味深かった。
パーソナルブランディングを病院が後押しすべきであるという指摘は、まさに我が意を得たりである。
臨床+アルファで研究やマネージメントなどが必要というのもその通りで、これからはパーソナルブランディングをプログラムとして支援する仕組みが必要なのだと感じた。
特に、後期研修終了後の医師のキャリアプランは、病院総合医の業界ではないに等しく、パーソナルブランディングを支援する6年目以降のフェローシップの必要性を痛感する。
交渉術も、医療業界ではあまり取り上げられない概念だが、確かに非常に有用であると感じた。
 
本書のクライマックスは、アドラー真理学的病院経営の章であると考える。
他者との比較ではなく、理想の病院像と自院の比較を考えるべきというのはその通りだと感じた。
中小規模病院は、大規模病院に比べ、あれがないこれがないと悲観的になるべきではない。
中小規模は大規模病院にない強みがあるはずだ。
職員や地域との距離が近く、フットワークが軽い。
地域包括ケア病棟を有するので、患者さんのトータルマネージメントに関わることが出来る。
とにかく在院日数を短くしてひたすら回す必要がある大規模急性期病院にはない小規模病院の強みをいかにいかすべきか。
心を新たにすることができた。
 
経営学は、小手先のお金の問題というイメージがあったが、そうではないことを本書を読んでよく理解できた。
本質的に自院がいかに地域や社会に最大限貢献できるかを考えるための理論的背景が、医療における経営学の本質だと考える。
科の運営においても、自科が病院だけではなく地域や社会にどのように貢献できるかを考えるべきであると思う。
 
なお、著者が市立奈良病院出身というのも、奈良市出身の私にとっては親近感を覚えるポイントであった。
これも人の縁なのだと思う。
このような素晴らしい本を読む機会をいただいた著者の角田先生に感謝したいと思う。
 
 
 
 

DOACのネットワークメタアナリシス BMJ

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171227114549p:plain

Oral anticoagulants for prevention of stroke in atrial fibrillation: systematic review, network meta-analysis, and cost effectiveness analysis | The BMJ

 

心房細動患者のDOACの有効性、安全性、費用効果を比較することを目的としたネットワークメタアナリシス。

Medline、PreMedline、Embase、およびCochrane Libraryのデータを使用

心房細動患者の脳卒中予防のためのDOAC、ワーファリン、抗血小板薬を比較した、出版されたRCTを対象としている。

94665人の患者を対象とした23件のRCTが分析

DOACは2.0〜3.0の目標INRを達成したワルファリンと比較している。

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171227120356p:plain

 

ワーファリンと比較して脳卒中または全身塞栓症のリスクが低下

アビキサバン5mg 1日2回(オッズ比0.79,95%信頼区間0.66〜0.94)

ダビガトラン150mg 1日2回(0.65,0.52〜0.81)

エドキサバン60mg 1日1回(0.86,0.74〜1.01)

リバロキサバン20mg 1日1回(0.88,0.74〜1.03)

 

1日1回60mgのエドキサバン(1.33,1.02〜1.75)およびリバロキサバン20mg(20mg 1日1回、1.35,1.03〜1.78)の方が、ダビガトラン150mgを1日2回投与した場合よりも、脳卒中または全身塞栓症の危険性が高い結果であった。

 

全死亡のリスクも、ワルファリンよりもすべてのDOACで低かった。

 

 

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171227120459p:plain

 

DOACはワーファリンと比較して重大な出血のリスクを減少させた。

ダビガトラン110mgを1日2回(0.80,0.69~0.93)

エドキサバン30mgを1日1回(0.46,0.40~0.54)

エドキサバン60mgを1日1回(0.78,0.69~0.93)

アピキサバン5mgを1日2回(0.71,0.61~0.81) 0.90)

 

出血のDOAC間の危険性(左のほうが危険性が高い)

ダビガトラン150㎎ 1日2回>アピキサバン5㎎ 1日2回 (1.33, 1.09 to 1.62)

リバロキサバン20㎎1日2回>アピキサバン5㎎ 1日2回 (1.45, 1.19 to 1.78),

リバロキサバン20㎎1日2回>エドキサバン60㎎ 1日1回  (1.31, 1.07 to 1.59).

 

頭蓋内出血のリスクは、ワルファリンと比較してほとんどのDOACでは低下していたが、消化管出血のリスクは特定のDOACでワルファリンよりも高かった。(特に、ダビガドラン150㎎、リバロキサバン20㎎)

 

f:id:jyoutoubyouinsougounaika:20171227120629p:plain

 

アピキサバン5mgを1日2回投与した場合、最も多くのベネフィットが得られ、ワルファリンに比べて費用対効果が高かった。

 

特定のDOACは、ワルファリンと比較してベネフィットがある。

 

・感想

DOACを使うならアピキサバン。

アピキサバンは、ワーファリンに比べて少なくとも劣ってはおらず、むしろコストを考えてもベネフィットがある可能性があり。

1日1回投与が必要であれば、エドキサバンか。リバロキサバンは、やや出血リスクが高い印象だが、あまり変わりないかもしれない。

 

ONRC 5th 阪南市民病院

ONRC 5th 阪南市民病院
 
今年も、勉強に来ました。
今回は、一般参加者として参加したら一般の部で優勝してしましました。。
なんだか、すみません。。
阪南市民病院の院長、職員の皆様のおもてなしのすばらしさに感動しました。
総合診療を阪南地域でやりたい先生には、お勧めです。
 
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、座ってる(複数の人)
広告を非表示にする