問診の流れ
■問診で聞く事
①open question
②主訴の決定
③主訴の解析
④基本情報…既往歴、内服、アレルギー、TOB、ETOH
※若年者→職業
✳高齢者→ADL、食事形態、介護、家族構成、施設
+α:性交渉、女性なら月経など
※アルコール関連:ウェルニッケ、電解質異常、LC
■既往に関して
・健診について聞いてみる
・通院しているかどうか
・手術、入院したことがないかどうか
■内服薬に関して
・サプリ・市販薬・漢方など
※鑑別として、医原性(薬剤性)は常に上位に上がる
※市販薬による中毒の代表例
→ジフェンヒドラミン中毒…市販薬の風薬多量内服、抗コリン作用が強い、頻脈だが、発汗なし
・最近開始した薬、中止した薬
※中止して症状が起こる病気→ベンゾ(離脱)、L-DOPA(悪性症候群)
※悪性症候群…メジャートランキライザーの開始(D2ブロッカー)、L-DOPAの中断
※DOPAを途切れると症状が出うる
・かかりつけに問い合わせる
■特殊な感染を疑う時
・STSTA→Sick contact、Tb contact、Sexual contact、Travel Hx、Animal contact
⑤一文サマリー(セマンティッククオリファイア)
例)sexial activityの高い若年男性の急性単関節炎
→DDx:淋菌性関節炎
・「基本情報」+「TOSS」+「主訴」の順でまとめる
・プレゼンでも伝わりやすい