CRP陰性の発熱で鑑別に挙げるべき。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27227051
若年者に多く、ストレスが原因で発熱する。
感染症のようにプロスタグランジンなどを介さない機序で発熱をきたす。
40度を超える高熱もきたしうる
CRPが挙がらない発熱の一因に。
ストレスがかかると発熱するが、ストレスがなくなると解熱する。
慢性経過の発熱を認めることもある。
線維筋痛症があり倦怠感がる24歳の電話交換手 仕事があると倦怠感が悪化し、熱も悪化するが、休むと熱が改善
⇒ストレスと発熱の関係性の聴取が重要と言える
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1888691/
なお、年齢は13歳で最も多い
以下日本語の報告
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/57/12/57_1252/_article/-char/ja/
様々な人間関係のストレスが原因になる
併存する精神疾患があることも
心理社会的に包括的に介入することが重要
下記は軽度の知的発達がある女子への介入症例。
家族の経済的な貧困もあり。
面談を重ね、学校に何らかの形で行くように支援した。
熱に関しては下記のような基準で対応した。
心理社会的に包括的な介入が必要なだけでなく、家族への介入も重要になる疾患と言える。
よって、治療にはBPSモデルや家族志向のプライマリケア、などの家庭医療の理論に基づく介入が重要かもしれない(森川の個人的見解)
https://note.meidai-soushin.net/bio-psycho-social-model-accel-core-lecture-no2/
家族志向のプライマリケア
https://slidesplayer.net/slide/11045344/
http://plaza.umin.ac.jp/~jafm/fd/20060923/060923matsushita.pdf