ポリオは経口感染。ほとんどは不顕性感染
5-10%が、発熱、頭痛、咽頭痛、嘔気、下痢
下痢のポリオウイルスが水を汚染する。発症した患者の大半は後遺症なく回復するが、全体の0.1-2%は四肢麻痺、髄膜炎、知覚異常を発症
Modified polio virus could be used as cancer treatment | Genetic Literacy Project
ポリオの四肢麻痺は一生残る
予防法は基本的にワクチン。
ポリオの2型は 撲滅されている
どこの地域でどの型が流行しているかをしるのが重要
OPVは弱毒の生ワクチン
乳幼児に2回摂取
メリット:腸管免疫、集団免疫、安価、接種が容易
デメリット:ワクチン関連麻痺 VAPP(Vaccine-Associated Paralytic Poliomyelitis) 500万回に1回
環境にワクチン由来の突然変異して毒性を獲得したポリオが伝播する(VDPV)
ポリオが流行っているところでは、OPVは効果的だが、日本では野生のポリオがいないためVAPPが重要。
不活化ポリオワクチン IPV
メリット:VAPP、VDPVがない
デメリット:終生免疫ではない 合計4回接種が必要
日本の歴史
1961年に著明に流行⇒OPV導入で激減した。
ワクチン関連麻痺の影響で2012年にIPVに切り替わった
polio eradication
http://polioeradication.org/who-we-are/strategy/