コミュニティホスピタリスト@東京城東  

総合内科と家庭医療を融合させたコミュニティホスピタリストを目指しています!!!

日本リハビリテーション学会 6月29日記録①

日本リハビリテーション学会に参加してきました!

朝は、若手企画に招聘していただきました。

私は、回復期病棟での発熱のミカタについて講演。内容は以下を参考に

若手リハビリ医に捧げる 回復期病棟の発熱のミカタ - コミュニティホスピタリスト@東京城東

 

全くリハビリと関係ない内容でしたが、存外ニーズがあるのではと感じました。

分かりやすくするために、限りなくシンプルな内容を心掛けました。

個人的には血培を可能であればとプレゼンしましたが、こちらは回復期病棟では難しかったかもなーと反省。

 

 

その後、佐藤健太先生の講演も拝聴しました。

佐藤先生の資料は下記から見ることが可能です。

日本リハ医学会での「若手リハ医のための総合診療」教育講演のプレゼン資料公開 : 病院家庭医を目指して ~野望達成への道~

 

一人の患者さんの症例を通して、ICFを総合診療医の視点で深めようという講演。

ライフイベント

首尾一貫感覚

患者中心の医療

家族志向のプライマリケア

地域志向のプライマリケア

ライフサイクル

という6つの視点をそれぞれICFと関連付けながらご講演されました。

総合診療とリハビリは非常に近しい存在であることを再認識できました。

 

 

次にJCHO佐賀中部病院の南里 悠介先生の御講演。

T-PAや血管内治療が発達した今だからこそ、市民も含めて適切に早期に脳梗塞を発見し、高度急性期治療につなげることが極めて重要という内容でした。

 

脳卒中早期発見のポイントは、顔、腕、言葉ですぐ受診!!

急性期脳卒中リハのポイントは、誤嚥性肺炎予防、端坐位を早期に目指し、計画性、共感と敬意が大切。

AIにはできない人間ならではのチーム医療が大切である。

なお、T-PAに速やかに繋げるために、地域の病院では顔、腕、言葉のどれかでひっかかれば、頭部CTも取らずに大学病院や急性期にすぐに送るようにしてほしいとのことでした。

確かに頭部CTを撮る時間がもったいないなというのは納得です。

 

 

 

そして、最後に亀田総合病院リハビリ科の宮越 浩一先生の御講演でした

 

運動器リハビリでは、ゴール設定が大切。
発症前のADLに戻すために、早期のリハビリが必要である。
ただし、あまりにも早期にすると合併症が起こるため、注意が必要。

・整形外科的合併症
偽関節
創部感染など

 

・大腿骨近位部骨折のリハビリテーション

術後翌日から座位。 早期に起立歩行が大切

股関節を片脚立位をする際には股関節に体重の3倍の荷重がかかる
転移型の大腿骨近位部骨折では4-40%で偽関節になる!
骨折部の安定性に応じて、術後の免荷を考える。
ラグスクリューの位置が適正かが重要
インプラント破損のポイント 仮骨形成が良好かどうか 

刺激性仮骨(でっぱりが大きい仮骨が、でっぱったままで橋渡しをしてない)では、インプラント破損のリスクが高い

 

 

圧迫骨折では、骨の癒合を考えれば、3か月は固定したい
しかし、高齢者では、コルセットで筋萎縮をきたすため悩ましい
若い方は、装具を3か月付けたいところ。
高齢者はコルセットで、起き上がりが出来なくなりADLが下がる場合は、コルセットの装着期間を短くする。
偽関節のリスクが高い場合は、コルセットを長期につける。
多発骨折では亀背が被るのでコルセットでADLが低下するリスクが高い。

 

適切なリハビリテーション診断が重要であり、画像所見の解釈が重要。

 

 

など、非常に勉強になる内容でした。

最後に、4人のシンポジストで質疑応答を。

活発な質問があり、とても勉強になりました。

 

最後に、このような機会をくださった 相田 万実子先生に感謝します。

とても、勉強になりました1